進化への促し
必然的な出会い
さて、この「交流の共通基盤」にはグループワークで臨みますが、基本となるのは一人ひとりのインナーワークです。このワークを通して意識の変容と拡大が実現出来れば、私たちは次元の壁を超えた現実を認識出来るようになります。ただその変化はやはり内側から始まるため、最初のコンタクトも内的体験として認識することが多いようです。そこで出会う宇宙人は言わば『内なる訪問者』。奇妙な喩えですが遭遇プロセスの構造から見ると、彼らに対する『内なる訪問者』という呼び名は、コンタクト体験の本質を表す相応しいコンセプトだと思われます。
このコンタクト実現プロセスとよく似た背景構造を持つ、とても大きなスピリチュアル・テーマがあります。それが “アセンション” です。詳しい説明はここでは割愛しますが、これは次元上昇または次元融合とも表現され、「地球とそこに属する人類が、3次元から4次元へ移行しようとしている」というものです。意識(存在するすべて)の波動(周波数)が一段高い世界へシフトすることであり、そこで意識は変容と拡大を遂げます。このプロセスの中で様々な変化が起きると言われており、今までは見たり感じたり出来なかった高次元の存在を、認識出来るようにるのもその一つです。ハイアーセルフやガイドスピリット、アセンデットマスター、天使たちなどに加え、そこには宇宙的な存在との出会いも待ち構えています。アセンションを遂げることにより、私たち人類は “必然的に” 彼ら宇宙人と出会うことになるのです。
役割
ここまで述べてきたように、コンタクトへと至る道程には、意識の変容と拡大が必要不可欠です。また人類が “アセンションへの道” を歩んで行くと、その途上に宇宙人との必然的な出会いが待ち構えています。結局この2つの道は同じ山の高みへと続く道なのです。言い換えるとこうなります。
コンタクトワークとは宇宙人との出会いを切り口とした、アセンションワークの一つであると。
コンタクトワークの背景や構造をよく理解すると、一番大切なことは “意識の変容” であることがわかります。そしてじつは、これをコンタクトワークの真の目的としています。
私たちは「宇宙人との遭遇」を目指す「コンタクトワーク」を、私たち自身の変容を目指す “旅の道しるべ” として、又は “進化を促す方便” として位置づけているのです。
このコンセプトは同じく宇宙人側の真意でもあります。ともすればコンタクトの現象と結果に心奪われがちな私たちに対し、彼らはこのコンセプトを(さり気無く)提示してくれたのでした。そもそもコンタクトのプロセスにおいては、社会の心の準備という問題は別にしても、何故彼らが手っ取り早く地上に降り立ち、目的と思われるコンタクトを行わないのか?と思うかもしれません。しかしこれまでの人類への接触方法における彼らの行動を振り返ると、その根底にはこの考えに則った規範があるからこそだと分かります。それぞれの目的はあるものの、彼らは人類進化の旅路の中で “道しるべ” として現れ、さらなる “進化を促す方便” としての役割を担ってくれているのです。
彼らとの出会いは、私たち自身の進化の歩みの中で得られる副産物であり、今は強い執着を手放して、意識の変容と拡大のワークを “彼らと共に” 行っている。そのように私たちは考えます。「もはや出会うことのみが目的ではない」という姿勢は、遠回りの様ですが決してそうではないでしょう。
このスタンスに関する彼らからの助言は、コンタクトワーク初期の頃にはすでにもたらされていました。私たちも知識としてそれらを知ってはいましたが、当初は出会うことへの期待が “自身の変容” よりもまだまだ大きなウェイトを占めていました。ですがワークの体験と経験を積み重ねるうちに、私たちは自然と内側へ目を向けるようになったのでした。コンタクトワークのスタンスはゆっくりとしかし確実に、望ましいものに変遷を遂げて来ました。ただし期待するような現象だけにフォーカスする人たちは、しだいにワークを離れて行ったのも残念ながら事実です。
そして今日、ワークで出会う新たな参加者の中には、これまでとは様相が違う動機を持つ人が増えてきました。これらの人々はコンタクトワークが提唱する、もう一つの柱となるテーマ “意識の変容と拡大” という切り口で興味を持ち、その手段としてコンタクトワークに臨んで来ているのでした。コンタクトワークを開始して17年になりますが、これには本当に時代の流れを感じます。加えて、この新しい流れでワークを共にしてくれる人たちを、心から歓迎したいと思います。もちろんこれまで通り、宇宙人との遭遇に興味を持って下さる方のご参加は、変わること無く大歓迎です。